【中央大会・1日目】古ヶ崎SK、平賀あじさい戦 [大会結果]
中央大会。なんていい響きだろう。自分が小学生の頃から、松戸のソフトボールの頂点は、中央大会であった。松戸市の小学生ソフトボールの甲子園であった。
私が監督を務めた間、中央大会出場にチャレンジすること4回。一度も夢は叶わなかった。
自分が監督やっている限り、ずっと一点差で負けるのだろうな、と思った。
だから監督を辞めた。
そして、今年、季節こそ夏から秋に変更されたものの、念願かなって中央大会に出場することが出来た。
(コーチ陣との真夜中のヘッドスライディング、忘れません!)
さて、ノスタルジックな前置きが長くなりました。
以下、試合レポート。
10月15日(土)16日(日)、晴天の、まるで真夏のような空の下、江戸川河川敷ソフトボール場において、第42回の中央大会が開催された。
ゆうかりの初戦は、古ヶ崎SKさん。奇しくも5年前に出場した中央大会の初戦と同じ相手である。その時、自分はコーチですらなかった。そして結果は1回戦敗退であった。
今回、子供達は下田監督のもと、朝練習にも取り組んできた。「このチームで今この時にしか出来ない事」を突き詰めるために、子供達が自分たちでメニューを決めて頑張った。しっかりと準備をして臨んだのだ。
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
ゆうかり | 0 | 2 | 0 | 1 | 4 | - | - | 7 |
古ヶ崎SK | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | - | - | 1 |
先行のゆうかり。初回は三者凡退でおさえられてしまったが、1回裏の守りは、先頭打者をピッチャー・コウキが三振に斬ってとる。二番打者もサードゴロでツーアウト。さらにはスリーアウト目も三振にとり、これ以上にない最高の立ち上がりをみせた。
すると二回表、先頭の四番ダイキチがセンターへの二塁打で口火を切ると、カンタにも二塁打が飛び出し、2点を先制。
その後も、中押し、ダメ押しの得点をあげ、勝ち切ることが出来た。
ダメ押しの4得点となるきっかけは、この回先頭のトモヤのセーフティーバント出塁から。カンタとトモヤは、打順こそ下位ながらも、実によく出塁をするようになった。2人ともスイングにさらなる力強さが加わってきた。
コウキは、打者一巡をパーフェクトに抑え、なおかつ、各回の先頭打者を三振で取るなど最高のピッチング。
そして試合に出ていない五年生以下、下級生も含めて、ベンチがしっかりと声を出して応援をした。
市長杯で負けてから、子供たちがミーティングを実施し、反省したことをこの試合では実践できた。
みんなのちからで、大会の大事な初戦を、素晴らしい形で突破することが出来た。
おめでとう!
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
平賀あじさい | 0 | 0 | 0 | 0 | - | - | - | 0 |
ゆうかり | 2 | 0 | 0 | 6 | - | - | - | 8 |
つづく二戦目の相手は、平賀あじさいさん。サウスポーの速球派投手を擁する好チームである。
しかし、結論から言えば、ゆうかりはしっかりと守り、初戦と同様に自分たちの打力を発揮することが出来た。
一回表の平賀あじさいさんの攻撃。簡単にツーアウトを取った後の相手三番打者。
打球は痛烈なサード横のライナー。
抜けたか!?と思われた打球をダイキチが反応よく好捕。このアウトてリズムを作れた。
その裏のゆうかりの攻撃。
先頭打者ジュオンがヒットで出塁すると、四番ダイキチのライトへの二塁打で先制。つづく五番ナオもヒットで続き、この回2点を先制する。
ちなみにダイキチは、一回戦から4打席連続二塁打と当たっている。
しかし、二回裏、七番カンタ、八番トモヤ、九番コウキが三者連続三振に斬られるなど、さすがの好投手がギアを上げてきた。
だが、驚くは4回裏のゆうかりの攻撃。
ワンアウトから六番ハルヤが左中間への大きな当たり!スリーベースヒットでチャンスを作ると、前の打席に三者連続三振に切って取られた、カンタ、トモヤ、コウキがなんと三者連続ヒット!
素晴らしいリベンジ打撃を見せてくれて、一挙6得点。
これで勝負を決めた。
ナイスゲーム!
5年ぶりとなる中央大会。1日目をなんとか勝ち上がり、二日目に戦うこと権利を得ることが出来た。
「中央大会で二日目に残る」、、、他チームからよく聞いていたフレーズだが、自分たちのものにできて、本当に感無量である。
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