【ジュニアリーグ】第4戦目・松ヶ丘ライズ戦 [大会結果]
2015年秋、北リーグは最終日まで大混戦となった。全勝の風の子さんが1位抜けを決めたまではいいが、ほか3チームが、3勝2敗とまったくの互角。あとは「コールド数」と「失点」で決まる。3チームのうち、竜房台さんと陣ケ前さんが1コールドしており、コールド数ではゆうかりは負けている。
しかし、ゆうかりには、可能性があった。この最終日、竜房台さんと陣ケ前さんの対戦相手は風の子さん。ということはコールド勝ちは難しい。であれば、ゆうかりは2試合をコールド勝ちすれば、2位抜けができる!そんな算段でのぞんだ試合だった。
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
ゆうかり | 16 | 4 | - | - | - | - | - | 20 |
松ヶ丘ライズ | 0 | 0 | - | - | - | - | - | 0 |
ゆうかりの1試合目は、松ヶ丘ライズさん。はじめて対戦をさせていただく相手だ。事前に試合をみていた感じだと、ピッチャーもまとまっているし、打ちあぐねているとやられてしまう。この試合でコールド勝ちが出来なかった時点で我々の挑戦は終わってしまうので、何が何でも先制点をとって、波に乗りたかった。そして、選手たちは、その期待に見事にこたえてくれた。
先攻をとったゆうかり。一番・ショウマがフォアボールを選び、出塁。二番・イクトもフォアボールを選ぶ。そして三番・ジュオンがヒットで2点を先制!その後も相手エラーとデッドボールでつなぐと、六番・ナオがレフトへホームラン!これで完全に波にのった。
この回は、まだまだ猛攻が続く。九番・カンタにもホームラン!打順が一巡しトップに戻ると、一番ショウマがヒット。そして、二番・イクトが右中間にホームラン!続く三番・ジュオンもライトへホームラン!四番・ダイキチもライトオーバーのエンタイトルツーベース!五番・ハヤテがセンター前。八番・トモヤにもスリーベースヒットが飛び出す!そんなこんなで、1回表に大量16点をとることができた。
結局この試合、先発した全員がヒットを放ち、全員安打で20得点。しかも、ほぼすべてが右方向への打球という、ただ打っただけではない、素晴らしい内容だった。「ゆるい球を、ひきつけて、逆方向へ、強く打ち返す!」繰り返しやってきたその練習の成果が、いかんなく発揮した結果だと思う。20得点ではなく、この打撃の中身に選手の成長を感じ、感動した。
投げては、コウキが無安打無四球でしっかりとおさえ、2回コールド勝ちを収めた。20得点をしながら、雑な試合にならず、次につながる試合が出来たと思う。まずはこれで「1コールド」。
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